抗生物質、農薬や防腐剤、食品添加物…など、体内の菌を殺す作用のあるものを食べ続けると腸内細菌がダメージを受けてしまいます。
腸壁が荒れて小さな穴があき、未消化のタンパクが血液に漏れ出してしまうリーキーガットという症状を引き起こすことがあるのです。
では腸内細菌のバランスが崩れないように、具体的にはどんな食品を避けていったらいいのでしょうか。
先日、分子栄養学研究所の藤井祐介さんの講座を視聴させていただき、抗生物質や農薬の多い食品について参考になりました。
まずはサーモン。
私は特にチリ産が危ないから食べない方がいいと聞いていましたが…実は脂たっぷりのノルウェー産も食べないほうがよいのだそう。
抗生剤等の薬品以外にも毒素を多く含む水質の問題もあると。
もし食べたいのであれば、アラスカ産の天然モノがおすすめです。
また大きな魚ほど水銀を多く含むことはよく知られていますが、それは特にキハダ、クロマグロ、メカジキなど。
これは海外データではありますが、フルーツや野菜の残留農薬においては、
★危険リスト
1位 リンゴ
2位 セロリ
3位 イチゴ
4位 桃
5位 ほうれん草
★安全リスト
1位 玉ねぎ
2位 トウモロコシ
3位 パイナップル
4位 アボカド
5位 アスパラガス
です。
日本でもよく葉野菜であるキャベツやほうれん草などの農薬量の多さについては指摘されることがあります。
ちなみに私、ちょっと話はそれますが、葉野菜を購入した場合はまずは重曹水に数分浸しておきます。
重曹には農薬を除去する作用があるのです。
上記の危険リストのフルーツや野菜も含めて、農薬がついているものについては、とにかくゴシゴシこするとか、重曹に浸しておく、皮は食べないなど工夫すればいいのかなーなんて楽観視もしています。
もちろん農薬がたっぷりついていれば、それだけ栄養素も少なくなるわけではありますが、そうはいっても…なかなか難しい問題ですからね!
無農薬野菜などが入手しにくい方は是非お試しくださいね。