◆精度の高いミネラル・有害金属測定器「オリゴスキャン」体験記

10/27/2021

オーソモレキュラー ミネラル 有毒金属

■手のひらに光を照射してスキャニングしていくだけ

あるご縁で「オリゴスキャン」というルクセンブルク製のミネラル・有害金属測定マシンの体験をして来た。


日本でも医療現場ではすでに10年近く使われており、予防医療を実践する場では有用なマシンとされてきている。


ただ、予防医学に理解が少ない日本では医療機器として認可されるにはまだしばらく時間を要するとのこと。


このオリゴスキャン、非侵襲性で気楽。














手のひらの皮膚表面四カ所に光を照射し、手のひらの組織中にある各ミネラル・有害金属それぞれ特有の波長濃度(380~730nm)をキャッチして測定していくだけ。


約1分で体内の必須ミネラル20元素と有害金属(有害ミネラル)14元素の測定結果がネット経由でルクセンブルグから届くのだ。


■ミネラル・有害金属ともに日常の食生活が反映している

で。

私も検査をしてもらったところ…

数十秒で結果が届いた!


PC画面上のレポートをザザーッと見てみると、、、赤線(ミネラルが過度に不足状態)はほとんどないけれど…
亜鉛が過度に不足しているようだ。

亜鉛は一応日々サプリでも摂っているのだけど…?


すると業者さんから「もしかして普段お肉をあまり食べませんか?」と。

たしかに昔から魚のほうが多い。

以前フェリチン(鉄)の数値が低かったこともあり、ヘム鉄を摂ったり、できるだけ意識してお肉を食べるようにし出したのがここ数ヶ月だ。


そのおかげなのか、ここのところ鉄不足はだいぶ解消されたみたいで調子が良いけれど。

 

その業者さんは少し前まで亜鉛の数値がかなり高かったそうなのだけど、その原因は過剰な肉食であったと。


その後、肉を減らしてプロテインなどでバランスをとるようになったら次の検査でガタッと落ちて、今ではこのマシンでの標準値をキープしているというのだ。


当たり前なのかもしれないけれど、普段から食べている食事内容によって検査結果に傾向が出てくると。

たとえば玄米食が何年も続いている人の中にはカドミウムが多めの人がいたり。
インスタントコーヒーをよく飲む人はアルミニウムが多かったり。


ヒトの身体は神秘だから、結果がこうだから良いとか悪いということではないのだと思うけれど。


それでも甲状腺に問題があるような人は、やはりヨウ素が過剰に少なかったりという結果は出るようだ。


私は昔から魚をよく食べるわりには有害金属の数値は悪くないとのことで良かった。

解毒がうまくいっている?


不足しているケイ素やマグネシウムは、日本人は元々不足傾向であるらしいから気にしなくてよさそう。

まあ、こんな風に簡単に、しかもかなり正確に体内の状態がわかるマシンというわけだ。


■従来のミネラル検査との違い

ところで。

ミネラル・有毒金属測定といえば、以前から血中や毛髪、尿、爪での検査も行われてきているそうだけど、このオリゴスキャンとの違いは何かといえば。


たとえば毛髪や爪だとすでに排泄されたミネラルや有毒金属を測定するために、結果は主に体内で過剰となっているものが測定されやすいと。


でもオリゴスキャンの光センサー技術であれば組織生検との相関性が確認されているため、正確なミネラルバランス測定が期待できる。

(ミネラル、有害金属は主に脂肪細胞、組織で働いたり悪さをする性質があるために、従来は組織生検測定が理想的と)。


手のひらで検査をする理由は、生体特長として手のひらにはメラニンが存在しないため。


また手のひらの発汗の影響もほとんど受けないことがわかってきていると。

ただ業者さんがいわれるには、このマシンが亜鉛を基盤としていることで、亜鉛が低いと総合評価が低くなる傾向があると。


身体は数1000の酵素の反応で機能していて、この酵素の働きを支えるのがミネラルだ。

ミネラルが身体にバランスよく存在しないと体内の均衡がとれなくなってしまい病気発症の原因となってゆく。

また水銀やアルミニウム、ヒ素などの有害金属は体内に入ると、ミネラルや酵素の働きを阻害していく。


時にオリゴスキャンで体内の状態をチェックして、生活を見直してみるのも良いのでは。


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