『Nature』で発表されたリンゴの知られざるパワー❣️ 抗酸化の本当の理由はビタミンCではない。

1/25/2023

ビタミンC プラントベースホールフード 活性酸素 分子栄養学

 











ここしばらくリンゴにハマっている🍎

少し前、体内の活性酸素の状態を数値化できるマシンで私の身体の酸化ストレス度合いを調べたところ、その結果が少々高かった…と書いた✨

その後、食卓にも積極的に抗酸化作用の強い食品を取り入れようと、まず思い浮かんだのがリンゴだった。
(もちろん酸化の改善、予防法はたくさんあるし個人差が大きい)

以前読んだ『WHOLE』(T・コリン・キャンベル著)でリンゴの抗酸化作用がすごいと書かれていたことを思い出したのだ✨

リンゴといえば、誰もがビタミンCやポリフェノール、食物繊維などが豊富で体に良いと思う。

でもそこには、こんなことが書かれていた。

100gの生のリンゴ丸ごとが持っているビタミンCと同じ効果の抗酸化活性を調べてみると、1500mg分のビタミンCに相当することがわかったと。

ところが100gのリンゴ丸ごとを化学分析にかけてみても、ビタミンCはわずか5.7mgしか見つからない。

つまり、丸ごとのリンゴ100gから見つかったビタミンC類似の活性(抗酸化活性)が、分離された化学物質の相当量が持つ力の263倍に相当することになると。

この話は以前にコーネル大学のルイ・ハイ・リウ博士によって『ネイチャー』で発表されたという。

リンゴは主に、ビタミンC単体が抗酸化作用をもたらしているわけではなく、ほとんどはビタミンC以外の化学物質による抗酸化力であり、それらが未知の力を発揮しているというわけだ。

これは他の果物や野菜についても「丸ごと」食べる際にいえることなのだろう。

つまり。
抗酸化=ビタミンCやビタミンE、ビタミンAを摂るなど、そんな単純な構図ではなさそう。

特定の栄養素が体内でどのように使われるのかは、一緒に摂取した他の栄養素次第。

やはりフレッシュな野菜や果物は特別だな(と単純な私)。

そんなわけでここのところ毎日、リンゴを丸ごと食べる生活を続けている(自宅にたまたまリンゴが段ボールで届いてしまったのもある😅)。

食べるタイミングは基本空腹時。

リンゴはミネラ21を添加した水の中にしばらくつけておき、皮についている農薬などはしっかりと落としてから、丸ごとザクザク刻んでいただく。

朝ごはん代わりに食べて、リンゴが消化されるまでは他のものは胃には入れない。

ただ。
リンゴについてちょっと気になる話も。

少し前にある女性エッセイストがきっかけで知ったのだけど、エドガー・ケイシーは生のリンゴは有害であって、断つように言っているという。

考え方は様々あるのかもしれないけれど、今の私は空腹時に丸ごと食べるのがマイブーム✨

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