認知症の原因はいろいろ言われるけれど、アミロイドβといわれる脳のゴミもその一つだ。
これが脳の中にたまり神経細胞が障害されるという。
でも、
栄養療法の宮澤先生のお話によれば認知症の原因は大きくは栄養不足、炎症、ホルモン不足であると。
だからアミロイドβが作られないような予防策を考えていけばいいというわけだ。
ただ実際、このアミロイドβが増える要因は、ある博士の話では36種もあると!
そのうちのどれが自身がアルツハイマーにかかるリスクに繋がるのかは、素人ではなかなかわからないかもしれない。
でも、
たとえば上記の「炎症」といったときに、特に影響が大きいといわれるのが腸のリーキーガットであるという。
あらゆる病原菌やグルテン、カゼイン、砂糖、トランス脂肪酸などにより腸壁のタイトジャンクションが開かれてしまうと、それは脳まで続き(リーキーブレイン)、それが1型アルツハイマーの原因になることがあると。
リーキーガットについては30代、40代などの若い人達も今から意識するだけでアルツハイマーを将来的に回避していけるのでは
結局アルツハイマーも他の病気にもれず、腸内環境をどれだけ良好に保てるかにかかっているようだ。
その他、長年降圧剤を飲んでいる人、採血結果で慢性炎症を示すフェリチンが高い人なども要注意だという。
一方で、
血中のビタミンC濃度が高いと、APOE4(アルツハイマー病の主要な感受性遺伝子)が高い女性も将来の認知機能低下リスクを減少させるというた
抗酸化はアルツハイマーの予防には大きく関係している。
だから日々、抗酸化物質を食事から意識してたくさん摂りたいものだ。
あとビタミンD不足や甲状腺機能低下症状なんかは2型を発症させる要因にもなるという(他、子宮、卵巣を切除しているなど)。
アルツハイマーになりたくないから栄養不足を解消するというよりは、せっかく生きるのであれば最後まで健康までいたいもの。
やはりストレスを溜めないとか、良い食事からしっかりと栄養を摂る(炭水化物に偏らない)とか、適度な運動、毎日たっぷり日光浴…こうした基本的なことが大事になってくるのだろうな。
話変わり、
私の祖父は93歳で亡くなる前の数年間、認知症に罹っていたことを先日初めて知った(諸事情で会えなかったから知らなかった)。
生前の祖母の食事をすべて用意していたようなマメな祖父は、祖母が亡くなってからは責任から解放されたように食事を作らなくなり、晩年一人でいる時は面倒だからとチョコレートとウイスキーで過ごしていたという。
祖父はあの時代の人の中ではハイカラで、いつでも行けば食後はサプリメントを数十粒ザバッと飲んでいたし、大変なお酒好きで昼間から洋酒をおいしそうに飲んでいたものだった
晩年はチョコとウイスキー🍫
今となっては祖父らしいと微笑ましいし、本人もそれがよかったのかもしれないけれど、栄養不足も認知症の原因となったのかしら…と
祖父は、水泳もずっとやってカラダに気をつけていたし、栄養にもうるさかったけれど、忘れたいこともあったのかな…なんて今となっては思う。